【投資の真実】ウォール街のランダム・ウォーカーの要約・書評。初心者投資家こそ読んでほしい冷静な忠告本。

ウォール街のランダム・ウォーカー

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こんにちは!
投資初心者のアキです!

アキ

今回は投資本のベストセラー「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール 日本経済新聞出版社)について、アナリストの村田さんと投資家の朝倉君に語ってもらいます!

アキ

インデックス投資のバイブルとして初心者投資家なら読むべきだとは聞いていて、読もう読もうと思っていたのですが……
分厚いだけでなく、難しいと聞いていて先延ばしになってしまいました。

アキ

インデックス投資とは
投資信託、ETF(上場投資信託)など分散投資の中でも、TOPIX、日経平均株価、S&P500などの総合指数に投資するスタイル。
それでも内容が気になるので、詳しいおふたりにじっくりお話を伺います!

アキ

トレーダー朝倉

朝倉です!
「ウォール街のランダム・ウォーカー」は良い本だよね。
株を始める初心者の頃に読んでおけば良かったなって思うよ。

アナリスト村田

村田です。
私も同じ意見です。
書評では賛否両論はありますが、株式投資だけでなく投資をするなら、必ず一度は読んでおくべきだと思います。

はじめに、本のポイントを教えていただけますか?

アキ

トレーダー朝倉

インデックス投資こそ、投資初心者でもできる「ローリスクミドルリターン」の投資方法!

アナリスト村田

元アナリストの私が言うのも矛盾するようですが……
個別銘柄やプロの意見はアテにならず、長期・分散・グローバルへの投資こそ資産を運用する安全な方法です。

アナリスト村田

意外なようですが、少数の個別銘柄に投資して成功したウォーレン・バフェットも、初心者にはインデックス・ファンドを勧めています。
……重みがあります!

アキ

それではよろしくお願いします!

アキ


「ウォール街のランダム・ウォーカー」は気にはなっていてもまだ読んでいないので要約・まとめだけでも知りたい方や、すでに読んだけど難しいのでもっと詳しく知りたい方はぜひ一緒に考えましょう!

アキ

  • これから投資を始めたい
  • インデックス投資に興味がある
  • 株式投資の方法を模索している
このような方々にもオススメです!

アキ

個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネジャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っているほうが、はるかに良い結果を生む。
(ウォール街のランダム・ウォーカー 第9版 序文)

本の目次
【目次】
第1部 株式と価値
 第1章 株式投資の二大流派
 第2章 市場の狂気
 第3章 株価はこうして作られる
 第4章 21世紀は巨大なバブルで始まった

第2部 プロの投資家の成績表
 第5章 株価分析の二つの手法
 第6章 テクニカル戦略は儲かるか
 第7章 ファンダメンタル主義者のお手並み拝見

第3部 新しい投資テクノロジー
 第8章 新しいジョギング・シューズ——現代ポートフォリオ理論
 第9章 リスクをとってリターンを高める
 第10章 行動ファイナンス学派の新たな挑戦
 第11章 「スマート・ベータ」は本当に役に立つか

第4部 ウォール街の歩き方の手引
 第12章 財産の健康管理のための10カ条
 第13章 インフレと金融資産のリターン
 第14章 投資家のライフサイクルと投資戦略
 第15章 ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ

ウォール街のランダム・ウォーカーの要約。シンプルなメッセージとは

「投資初心者なら絶対読むべき」と言うことですが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」のメッセージとは何でしょうか?

アキ

トレーダー朝倉

「株式投資の最高の選択はインデックス・ファンドなどの分散投資である。」
これが結論!
そんなシンプルで良いんですか?
ベストセラーということなので、何かすごいものを期待していたのですが。

アキ

トレーダー朝倉

何も難しいことは無いし、裏も表もない。
拍子抜けするようだけど、実はとても単純なんだ。
補足

トレーダー朝倉

インデックス投資をもっと詳しくいうと…

 

自動的に日経平均株価やTOPIXのような市場平均に連動する投資商品。
東証にも上場しており、一般的な株と同じように取引ができる。

 

1年の日経平均の上昇率が10%なら、あなたの投資しているファンドも10%になる。
変化形で、平均が10%上昇に対して倍の20%になるものもある。

 

もちろん日経平均だけでなく、米国のダウや中国、香港の指数に連動するものもあるので気軽にグローバルな分散投資ができる。

インデックス投資こそ安全

トレーダー朝倉

投資で長期的に資産を増やしたいならインデックス・ファンドが無難だ。

TOPIXやマザーズ指数などに連動したファンドを購入し、毎月コツコツ積み立てていく。

この方法の良いところは、個別銘柄を調べたり、相場を読んだりというコストも節約でき、日々の値動きに思い煩わされることもなく、また何よりも長期的に非常に優れたパフォーマンスを上げてくれる!

トレーダー朝倉

実際、僕も投資すべき個別銘柄が少ない時などはこの手を使っている。
貯金=投資?

トレーダー朝倉

ある意味で、世界中の株や債券への分散投資は貯金よりも安全だ。
なぜかわかるかい?

 

え?
貯金が安全じゃないんですか?
想像もつかないです!

アキ

 

トレーダー朝倉

貯金とは、日本円の現金だけに一点集中して投資しているようなものだ。

 

資産とは現金、外国通貨、不動産、株式、債券、商品など様々な形があって、現金はひとつの選択肢に過ぎないにも関わらず……

投資の格言では「卵はひとつのカゴに入れるな、分散しろ」という言葉があるが、僕たちは貯金をしながら、知らず知らずにうちに日本円という投資先に集中しているが、そんな状況は実は危険度が高いんだ。

 

例えば、日本が急なインフレになったら、現金の価値は一気に下がってしまう。
また、日本経済が激しく落ち込み、円の価値が減れば海外と比べて購買力が下がる。

 

ならば少なくとも大切な貯金を守るための備えとして、それ以外の株や債券などの資産の形も少なくとも考えた方が良いだろう。

 

トレーダー朝倉

調べた上で、それでも現金が最高だと思えば、いざマネー危機が起こっても納得できる。
ただ、何も知らないでいざ危機が起こった時に後悔しないためにも、株や投資をするかどうかは別にして、勉強しておくのは損ではないはずだ。
おっしゃる通りです。……

アキ

投資家兼学者の説得力

アナリスト村田

著者バートン・マルキール氏は投資銀行の株式市場アナリストの実務経験がありファイナンスにも業界知識にも精通しています。
そして投信会社バンガード・グループの社外取締役を勤め、その知見を発揮しています。
そのうえで、数字やデータなどのエビデンスを駆使しながら裏付けを語るので、非常に説得力があります。

アナリスト村田

この本「ウォール街のランダム・ウォーカー」では、「自分でしっかり考えてトレードすれば株で大儲けできるかも?」 という初心者の甘い考えに警鐘を鳴らします。
ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロスのような一部の卓越した投資家はいますが、並外れた例外と考えた方が良いでしょう。

アナリスト村田

と言っても、

「株は儲からない」
「勝っている人は少ない」

このような当たり前のありきたりなことをくどくど説明するのではありません。
理論的に、数学的に、ユーモアも交えて解説してくれます。


インデックス・ファンドは安全で市場平均のパフォーマンスを出してくれる、優れた投資先なのですね。
ただ、安全だからやりましょうと言ってもまだピンと来ないです……
もっとインデックス・ファンドの具体的な中身を教えて欲しいです!

アキ

トレーダー朝倉

それもごもっとも!
ではインデックス・ファンドの魅力をもっと見て行こう。

インデックス・ファンドの威力

トレーダー朝倉

「ウォール街のランダム・ウォーカー」ではインデックス・ファンドが個別銘柄のトレードよりも高収益になりやすいと主張している。
ではなぜそう言えるのか?

インデックス投資はリスクを減らす

トレーダー朝倉

インデックス・ファンドは負けないための投資として優れている!

意外かもしれないが……
投資では「いかに勝つか?」よりも「いかに負けないか?」を考えるのが大切だ。

負けなければ、いつかは勝てる。
勝とうと思うと、リスクの高い勝負をして負ける確率が高くなる。

個別銘柄への投資は、企業業績が好調で株価が1年で10倍以上に高騰する派手さはあるが、一方で不正や業績次第で紙くずになるリスクもある。

2018年 不正融資が発覚したスルガ銀行の株価

suruga-bank-stockprice
(画像)スルガ銀行 株価 GMOクリック証券より

トレーダー朝倉

インデックス投資は個別の銘柄に頼らない。
数百銘柄に同時に機械的に投資することができるため、仮に1社が潰れたとしてもほとんど影響がない。
分散投資はなぜ安全?

トレーダー朝倉

現代ポートフォリオ理論は、複数の銘柄に投資した時のリスクの度合いをわかりやすく示してくれる。
図は、銘柄数とリスクの関係を確率を使って示しているが、銘柄数が増えれば増えるほど、個別銘柄のリスクが減っていくことが一目瞭然だ。

銘柄数が30程度になると、ほとんどリスクが減ることがわかる。

(画像)「ウォール街のランダム・ウォーカー」より

トレーダー朝倉

負けない、負ける確率が非常に低いのがインデックスの良いところだ。
負けない、というのは直感的に理解できました。
そこで、気になる収益はどうなのでしょうか?

アキ

トレーダー朝倉

インデックス・ファンドがどのように動くかだが、これもとてもシンプルだ。
長期的に見れば、その国の名目経済成長率(GDPの伸び率)に合わせて動く。
インデックス指数とGDPの関係

トレーダー朝倉

株価は期待指数のため短期的に波が荒く、GDPは比較的安定する傾向があるにせよ……
インデックス・ファンドは長期的に見れば国の経済成長に合わせて変動する!

 

2000年での米国GDPは約10兆ドル。2017年は19兆ドルと約2倍になった。
その間、S&P500指数は1,465ドルから2,600ドルとこちらも約2倍になっている。

 

日本はどうか。
同じ時期で、GDPは526兆円から546兆円とほぼ横ばい。
日経平均株価は18,000円台から22,000円台とやや増だ。

(データ)世界銀行 http://www.worldbank.org/

このデータ、面白いです!

アキ

トレーダー朝倉

世界銀行ではGDPなどデータが公開されているので、ぜひ参考にして欲しい。
あれ、日本経済が横ばいだということは、
日本をターゲットにしたインデックス投資は横ばいにしかならないということですか?

アキ

トレーダー朝倉

良いところに気づいたね。
実はその通り。
だから日本人の僕たちはもっと視野を広く持つ必要があるんだけど、具体的な投資のコツはあとで話そう。

 

意外と知らない株式投資のデメリット

トレーダー朝倉

ここからはインデックス・ファンドとの比較として、個別銘柄を自力で探すスタイルについても語ろう。

株式投資は正しい知識を持ち、正しい方法で淡々と取り組めば大きな利益をもたらしてくれる一方、実はコストもかかっている。
商売と同じで、利益を得ようとするあまり、大きなコストに目をつむっていては勝てるものも勝てなくなってしまう!

実は、株・FX・不動産などで自己売買するのはとてもコストがかかる。
具体的には……

  • 税金
  • 手数料
  • 情報収集の時間と手間
  • 判断ミス

トレーダー朝倉

こんなところだ。

株式売買のコスト

トレーダー朝倉

たとえば普段から自分で短期的に売買する場合、売却益は課税対象だ。
NISAに加入しているかなどにもよるが、ざっくり〜20%が徴収される。

そして売買にも手数料がかかる。
不動産なら仲介会社に莫大な手数料を払うのでわかりやすいが、株やFXでも見えずらいがコストはしっかりかかっている。

そして何より、常に銘柄や関連業界や経済状況の動きを見張っていなければならない。
これには時間も手間もかかり、機会費用がかかる。
これだけのコストにもかかわらず負けることの方が多いから株式投資は大変だ。


トレーダー朝倉

プロのファンドマネジャーに運用して市場平均を上回る収益を目指してもらうアクティブ・ファンドもあるが……
ファンドマネジャーの高額な給与が手数料に含まれている割に、市場平均を継続的に上回るマネジャーはごく少数だ。

トレーダー朝倉

ひふみ投信など市場平均を上回る収益を上げている投資信託も中にはあるが、大抵は市場平均と代わり映えしない収益率が多いのが現実だ。
たしかに、インデックスではない株式投資をしようとすると、意外と大変なことは多いんですね。

アキ

「ウォール街のランダム・ウォーカー」オススメのインデックス・ファンドのメリット

アナリスト村田

一方、インデックスのメリットを挙げましょう。

分散投資はコスト有利

アナリスト村田

インデックス型に長期投資する場合は、短期的な売買手数料や課税もありませんので、コストは非常に有利です。

あるとすれば購入する時くらいで、あとは年間の運用手数料もごく僅かです。
売却する時にも手数料がかかりますが、長期保有ならあまり心配ないでしょう。

自動で市場平均に連動するよう分散するだけなので、アクティブファンドと違ってプロのファンドマネジャーに高額を払って雇う必要は無く、ファンドの運用にもコストがかからないのです。

インフレリスクに強い

アナリスト村田

また、仮に急な物価上昇が起こった時、現金や預金なら価値が減価してしまいますが、インデックス型なら物価に合わせて上昇してくれるので資産価値を守ることができます。
債券、保険、預金といった運用よりも、インデックス型はこの点で優れています。

市場平均が保証

アナリスト村田

そして何より、あなたが初心者であったとしても、プロでも難しい「市場平均」を何の苦労もなくクリアしてくれるのは素晴らしいことです。

金融知識も必要ありません。
企業分析もいりません。
日々、情報収集に思い煩う必要もありません。

ただ毎月インデックス・ファンドを積み立て続けるだけです。

バフェット氏が初心者にインデックス・ファンドをオススメする理由も納得できてきました……。

アキ

ウォール街のランダム・ウオークにはプロも勝てない

アナリスト村田

この本ではもう一つ、アナリストやエコノミストなどの株価予想プロについても疑問を投げかけています。
私も元プロとして耳が痛いことばかりでしたが、実に的を射ている主張ばかりです。

投資収益率はプロの方が高い?

アナリスト村田

プロのトレーダー・ファンドマネジャーでも、市場平均を上回ることは簡単ではありません。
ポートフォリオのうち、半分が市場平均を超えれば成功と言われる世界です。

未来は予測不能なことばかりなのに未来を予測しようとすることは、どれだけ正しい理論を使っても「正しく間違える」可能性が高いです。

  • 投資はプロだから勝てる
  • プロは投資に有益な情報を持っている
  • プロの投資の動きを読めば、アマの私も流れに乗って勝てるかも?

アナリスト村田

このような考えは甘いということを教えてくれます。

アナリスト村田

プロがどれほど手間と時間をかけて銘柄をトレードしても必ず勝てると限りません。

ランダム・ウォークを突きつめていけば、目隠しをしたサルに新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、それで選んだ銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が注意深く選んだポートフォリオとさほど変わらぬ運用成果を上げられることを意味する

ほとんどの投資家が相場全体の収益率に収束していきます。

アベノミクスの時はほとんどの投資家が勝てますし、バブル崩壊の時はほとんどの投資家は負けるのです。
プロの実力があっても相場に逆らうことは非常に難しいです。

株価予測のプロに反論

アナリスト村田

私はアナリストとして、企業の業績から株価を予想し、機関投資家に投資のアドバイスをしていました。
この本では、投資でプロは信頼できるのかについて、こう断言しています。

予測ではなく納得感のあるセールストークがうまいのがプロ

証券会社や調査会社のエコノミストストラテジストアナリストなどは高度な専門知識と、説得力ある語り口によって、投資家にありとあらゆる提案をします。

また、説得力を持たせるために使うファイナンス理論や金融工学、私たちが直接知るのは困難な海外現地の経済状況など、これらは私たちが完璧に理解できるわけではなくても、「プロが言うからそうなのだろう」とありがたく受け止めます。

それは見事なロジックなので、投資家は参考にしてしまいます。

アナリスト村田

しかし、しかし未来予測はプロであっても困難です。
なので誠実なプロは未来を予測するというより、過去の分析と、今後考えられるリスクを提示して投資家の意思決定のサポートをする、というスタンスです。

ウォール街のランダム・ウォーカーに学ぶ!今日からできる投資の3つのコツ

インデックス・ファンドの魅力がよくわかりました。
では、投資する時のポイントはありますか?

アキ

アナリスト村田

この本からは3つのコツを学べます。
  • 長期
  • 分散
  • グローバル

長期投資は基本

アナリスト村田

当たり前の話ですが、短期的に売買を繰り返せば失敗の確率が増えます。
ドルコスト平均法」をご存知でしょうか。
長期間、定期的に一定額を積み立てていけば、高すぎる時に買う失敗や、安すぎる時に買わない失敗を機械的に避けられる可能性が高くなります。

短期的な値動きはランダムです。
完璧に読むことは出来ません。

しかし長期的な動きはある程度予想がつきます。
株価は長期的には企業価値に収束していくからです。

いつが相場の底で、天井なのかは読めないと割り切ってしまって、初心者の時は定期積み立てをオススメします。
いわば時間軸の分散投資です。
インデックス・ファンドに経済成長を続けている市場の銘柄が含まれていれば、長期的には経済成長に合わせてファンド価値も上がっていくものであるためあまり心配はいりません。

アナリスト村田

非常に重要なのに意外と見落としがちなのが、「どのくらいの時間軸を持って投資するか」ですが、事前に方向性を練っておくことが大切です。

投資と投機を区別する基準は、どのような期間で投資リターンを考えるのかがはっきり意識されているかどうかと、リターンが合理的に予測できるかどうか、の二点にある
(原著 ウォール街のランダム・ウォーカーより)

分散投資の本当の意味

分散投資の重要性は繰り返しになりますが、具体的にはなるべく多くのジャンルがオススメです。

というのも株が高い時には債券離れがあるので債券の利回りは低くなり、株が低い時には債券が好まれるので利回りが低くなる傾向にあります。

長期的に見ればどちらにも投資することがリスクを減らし分散効果を発揮するので、株式、債券、不動産など、幅広いジャンルを検討してみてください。

日本だけでなくグローバルに

また、国内だけでなく海外市場も見た方が良いです。
いくらインデックスでも、日本国内銘柄のみのファンドにだけ投資するのでは分が悪いです。

株価は企業の業績に連動し、企業の業績は一般的に国の経済成長に連動します。
日本はやっと最近上り調子とはいえ、GDPは30年間横ばいでした。
人口減少で国内経済の縮小はどうしても心配されます。

日本人こそグローバルなインデックスへ投資すべし

トレーダー朝倉

そして日本だけでなく、広くグローバルに分散投資するのが良い。

先ほどもアキちゃんからの質問があったが、

トレーダー朝倉

この「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者は米国人であり、インデックス・ファンドは米国で運用する限りはそれで正しい。

しかし日本の経済はここ数年徐々に伸びてきているが、それでもバブル以降はほとんど横ばいのようなものだ。
それは日本の日経平均株価やTOPIXに連動するインデックス・ファンドでは資産が横ばいになる可能性が高い。
そこで日本人の僕たちは別の方法を模索する必要がある。


トレーダー朝倉

解決策は非常に単純だ。
  • まだ伸び代のある日本国内の中小銘柄
  • 成長率の高い外国

日本の大企業は成長が頭打ちとはいえ、マザーズやジャスダックなど中小銘柄には将来の伸びが期待できる銘柄は次々と生まれている。

また、海外に目を向ければ中国やベトナム、インドなどの新興国は年6%などものすごい勢いで伸びている。
米国のような超大国も、やはり伸びている。

トレーダー朝倉

これらのインデックス・ファンドに分散して投資すれば良い。
なるほど!
……あれ、でも中小銘柄や外国がメインのファンドを探すはどうすれば良いんですか?

アキ

トレーダー朝倉

ほとんどの証券会社は中小銘柄ファンドや外国のファンドも取り扱っているので心配ない。
ネットを通した直販型のファンドもある。

証券会社選びではなるべく投資信託の数が多く、選択肢が広い方が良い。
GMOクリック証券楽天証券は品揃えが豊富だ。
GMOクリック証券は100円から積み立てができるので初心者はオススメだ。
楽天証券はポイントを投資に回せるのが良いので積立がしやすい。

トレーダー朝倉

口座開設は無料なので、ぜひ口座を開いて色々探して見てほしい。

 

ちょっとホームページを覗いてみましたが、かなり数があって便利そうな反面……
正直迷ってしまいそうです。
初心者はまず何から始めれば良いでしょうか?

アキ

トレーダー朝倉

初心者が投信を選ぶ時のコツは、
  • なるべく世界の市場に分散
  • 株・債券・REITなどの資産に分散

で良いだろう。

 

トレーダー朝倉

理想は国内外の株、債券、REITなどに幅広くバランス投資することだけど……
ただし、数は山ほどあるのでたしかに選別は大変だ。

香港指数は上がりすぎだから米国比率を増やそうとか、債券が高騰気味だから利益確定して株に移そうとか……
プロならまだしも、忙しい中でそんな頻繁なポートフォリオ(分散投資先)の組み替えは現実的ではない。

だから、初めから自動的に全部調整してくれる投信がオススメだ。


例えばGMOクリック証券で扱っている、「世界経済インデックスファンド

世界経済インデックスファンド

国内、先進国及び新興国の公社債及び株式(DR(預託証券)を含む)に実質的に分散投資する。
株式と債券の基本資産配分比率は、原則、株式50%、債券50%とする。

トレーダー朝倉

どう?
自動的にウォール街のランダム・ウォーカー的な投資をやってくれる。
便利です!

アキ

トレーダー朝倉

これが直近5年間の基準価額だけど、世界経済の成長に合わせて順調に伸びている。

世界経済インデックスファンドチャート

トレーダー朝倉

しかも手数料は年0.54%というお手軽さ。
実はこんなにリスクが低く、着実に資産形成ができる商品が簡単に手に入る。
インデックス・ファンドと、それを簡単に買える日本の証券会社は素晴らしい!
インデックス投資で有名なセゾン投信とは

トレーダー朝倉

インデックス投信で有名ないわゆる「セゾン投信」は2種類ある!

 

  • セゾン資産形成の達人ファンド
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

違いは何かといえば、上は株式がメインであるのに対して、下は株式と債券の比率を50:50にする。
株式の方が値動きは大きく、高いリターンの可能性がある。
一方で、株式のみだけではなく、債券など色々な資産の種類を持っておいた方が安全度は高い。

 

ところでこのバンガード社とは、この「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者バートン・マルキール氏が社外取締役を勤めていた会社のことだ。

 

セゾン投信のホームーページには、この「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者バートン・マルキール氏のコメントが掲載されている。

 

バートン・マルキール-セゾン

 

トレーダー朝倉

インデックス投資の考え方に共感できるなら、セゾン投信は非常に素晴らしい商品なのは間違いない。

 

ただし申し込み方法だが、公式サイトから申し込みができるが、セゾン投信しか選べない

楽天証券の口座があればそれで済んでしまううえ、他の投信もじっくり選べる。

セゾン投信を申し込みたくて、特に事情がなければ、楽天証券での口座開設がオススメと言わざるを得ない。

【楽天証券】無料口座開設してセゾン投信を購入する

GMOクリック証券のメリット
そして、この本の著者に共感して、その理念が取り入れられた投信が探したいなら、GMOクリック証券がオススメだ。
著者バートン・マルキール氏が社外取締役だったバンガード社の投信は、GMOクリック証券では4種類ある!

  • 全世界株式
  • 全米株式
  • 米国高配当株式
  • 新興国株式

株式だけなのでインデックス投資の中ではハイリターンが期待できる。
20〜40代と若く、ある程度のリスクが許容できる人にはこちらがオススメだ。

【GMOクリック証券】口座開設してバンガード社のインデックス株式ファンドに投資する

ただし、50代以降でリターンよりも堅実な運用がしたい人は、先ほどの楽天証券で扱っているセゾン投信が良いだろう。

人気の「ひふみ投信」とは
インデックスではないが、国内のアクティブ・ファンドで有名な「ひふみ投信」(ひふみプラス)はGMOクリック証券、楽天証券で取り扱いがある。

 

【GMOクリック証券】無料で口座を開く

 

【楽天証券】無料で口座を開く

トレーダー朝倉

インデックス・ファンドは専門知識がなくてもすぐに始められて低コストでパフォーマンスも良好な、素晴らしい商品だ。
ぜひ自分の目で見て欲しい。
 

まとめと本の感想

アナリスト村田

ほとんど本のエッセンスは解説したので、もっと詳しく知りたい方はぜひ「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んでください。
ポートフォリオの分散投資(銘柄選択)の力、時間軸の分散投資(長期保有)の力について、分かりやすく解説しています。

アナリスト村田

ただし、もちろん初心者にも読めますが、やや難しい本です。

理由は著者が学者であり難解な計算や理論を根拠に解説している部分があること。
また数十年にわたって10回以上も加筆修正されていて内容が洗練されていること。

また、プロのアナリスト、エコノミスト、ファンドなどの投資サービスの意見は役に立たず、証券会社からすれば利益を稼げないインデックス分散投資を勧めているので、プロからの反論が大きく、それに対抗するため多少プロ向けの高度な説明もあります。


アナリスト村田

もし個別投資やデイトレードのような投資スタイルをしようか迷っているなら、ランダム・ウォークの話を思い出し、リスクがあっても対抗できる備えを持っているか自問して見てください。
回り道のようでも必ず役に立つはずです。

ともあれ、投資は迷ったらはインデックス・ファンド。
私も実践するおススメです。

トレーダー朝倉

くどいようだけど……
株などは「どう勝つか」ではなく「どう負けないか」だ。
知識不足や誤解によって、金融業界に貴重なお金を吸い取られる失敗は山ほどあるが、インデックス・ファンドは初心者でも対抗できる、負けないための最低限かつ最高の方法だ。
本のまとめ
安全で手間がかからず、高い収益率が期待できる投資方法はインデックス・ファンド。
選び方は以下の三点。
  • 長期
  • 分散
  • グローバル
今回のお話に共感できたら……
よかったら無料の口座開設から始めて見ませんか?

株式メインの高リターン期待なら、GMOクリック証券のバンガード社のインデックス投信。

堅実なセゾン投信なら楽天証券がオススメです!

アキ

 
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