「MBAファイナンス」の歩き方

このMBAファイナンスのカテゴリでは、
ファイナンスの講義で学ぶような用語、考え方を解説しています。

大学の学部レベルで学ぶものから、大学院(MBA)で学ぶ内容もふんだんに盛り込んでいるため、「MBAファイナンス」という名前にしています。

私が株式投資をしていく中で独学で学習した内容や、大学生時代にファイナンスの講義で学んだ内容を参考にしています。


私は株式投資の経験、起業経験(うまくいったものもいかなかったものも)、ビジネスパーソンとしての経験、大学での学び、そしていち投資家のはしくれとして、経済についてずっと考えてきました。

そこで役に立ったのがファイナンスで、お金に関わる仕事をするなら酸素のようなものです。

  • 投資家ならファイナンス理論で理論株価を計算する方法、リスクヘッジの方法はとても有効です。
  • 銀行員、証券会社、投資銀行、ファンド運用者なら常日頃からリスクやリターン計算を意識するでしょう。
  • 経営者も、事業投資や株主還元のバランスを意識しながら、収益率や企業価値向上を考えるでしょう。

そこで不確実なビジネスの動きを、(完全ではないまでも)数値化してくれるのがファイナンス理論です。
ファイナンスは専門用語や計算があって、難しいと感じる方もいるかもしれませんが、実際はそれほど難しい話ではありません。
リターンとリスクと天秤にかけて、どれだけ儲かるの?
がファイナンス理論の根本です。

MBAファイナンスの歩き方

このカテゴリの記事を、どのように読み進めていけば良いのかです。

企業価値

まず、初心者が知っておくと良い考え方が企業価値です。

そもそも企業の存在する目的から、企業の価値はどのように計算されるのか?
投資家は何を求めていて、経営者はどうすべきなのか?
がわかります。

経営層になってから企業の価値を考える人がほとんどだと思いますが、若手の時からこのような考え方を理解しているビジネスパーソンは、クリティカルな決断ができると思います。
経営者目線を身につけるには企業の存在理由を知るのが一番です。

もちろん、株式投資でも役に立つ考えです。

企業価値とは何か。意味や計算をファイナンス理論で解説

企業価値評価の実践的で初心者もわかる投資と業界実務

企業価値と時価総額・株価との違いをやさしく解説

企業価値を高める要素 | 3つのバリュードライバー(ビジネスドライバー)

ファイナンス理論の重要用語

DCF法はファイナンス理論でもっとも重要と言える考え方です。
収入やコストという額に対して、時間とリスクを加味して計算します。
将来100万円を受け取るのでも、貰える時間が先であるほど価値は減るし、もらえないリスクが高いなら相応のリスクプレミアムももらえないと、フェアではありません。

DCF法のわかりやすい割引計算と企業価値・株価(公式付)

DCF法と成長モデルで理論株価を計算する方法

下の「DCF法と成長モデルで理論株価を計算する方法」は具体的な計算なのですが、基本的な考え方は上の「DCF法のわかりやすい割引計算と企業価値・株価(公式付)」だけでも理解できます。

CAPMは経営者なら必ず意識すべき、株主への還元の目安です。
WACCは企業の資金を調達するために、どれほどのコストをかけているのか?
さらにROICは、CAPMやWACCなどのコストに対して、きちんとキャッシュを稼げているのか?を的確に判断するための指標です。

CAPM(資本資産評価モデル)を計算式とベータでわかりやすく解説

ROIC(投下資本利益率)はROE・ROAと違う収益力の計算

WACC(加重平均資本コスト)の わかりやすい意味と計算・公式

財務会計の用語

会計用語を解説しています。
経営者や、経理部や財務部ではないから関係ない、と思うなかれ。
事業に関わるビジネスパーソンなら意識すべき、事業の落とし穴です。
M&Aが国境を越えて増えているいま、企業や事業の価値とリスクを正しく見極める力が必要です。
株式投資家も必須でしょう。

3つの記事しかないのですが、気になるものだけでも読んでみてください。
日経新聞などの経済ニュースも理解が進むと思います。

会計用語「進行基準」は東芝不正会計に使われた

減損会計とは | わかりやすい減損会計の仕組みと問題 | キリンの具体例も

会計用語「のれん」の仕組みを分かりやすく | ソフトバンクのバランスシート

ファイナンス専門家の良書

ファイナンスを勉強するのに役に立つ本を紹介します。
後半の2つの記事では、ファイナンス専門家の立場から経営の在り方を考える、上級者向けの内容です。
専門的ですが、価値はあると思います。

厳選本!ファイナンス勉強はこんなに面白い。初心者にも役立つ本

上場企業役員必見「バフェットに学ぶ価値創造経営」の感想 | 投資家との対話のヒント

ファイナンス理論は万能ではない。投資と経営に使うファイナンス理論の限界

以上でこのカテゴリの紹介は終わりですが、紹介しなかった記事もあります。
ぜひ色々のぞいてみてください。