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【成功報酬制は本当に得?】M&A仲介の手数料の相場と比較一覧。着手無料・完全成功報酬の真実とは。

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村田さん

M&A仲介会社手数料の相場と、手数料からわかる仲介会社の選び方を解説します。
そしてM&Aの仲介の裏側まで踏み込んでメリット・デメリットを伝えます。
この記事は、村田さんプレゼンツです。
元アナリストでビジネス経験が長い村田さんに、M&A仲介業界と手数料についてお話していただきます。
村田さん、よろしくお願いします!

アキ

この記事を読めば分かるようになること。

  • M&A仲介会社の手数料と業務の方針
  • あなたの価値観に合ったM&A仲介会社の選び方
  • M&A仲介会社の料金へのツッコミどころ

村田さん

あなたは中小企業〜中堅企業のオーナー経営者かそれに近い存在で、会社売却やM&Aを検討していますか?
そして、M&A仲介会社を調べていて、どうやら高額らしい手数料が気になっているかもしれません。

会社売却は一生にそう何度も依頼するものではないので、分からないことばかりだと思います。
残念ながら、M&A手数料の相場のわかりづらさを利用して、仕事の対価としては高額すぎる手数料を取る仲介会社も在ります。

M&A仲介会社の報酬体系は本当に様々です。

村田さん

強調したいのは、
報酬体系にはM&A仲介会社の理念や考え方が反映されています。

村田さん

よって、
手数料の水準やシステムを見れば、M&A仲介会社の方針がわかります。

じっくり時間もお金もかけて良いマッチングを実現しようとしているのか、
それとも短期の効率を求めているのか。

妥協せず最善の相手探しを目的にしているのか、
妥協してでも成約率を高めに行っているのか。

村田さん

この記事の目的は、M&A仲介という一大事で失敗しないために、意思決定に役立つ予備知識を持ってもらうことです。
そこであえてM&A業界の裏側と手数料のカラクリをお伝えします。

村田さん

会社売却で私が最もオススメする仲介業者はありますが、だからと言って皆さん全員が合うとは思いません。
あくまで理念や報酬体系に共感できる経営者が依頼すべきです。

この記事は、「これが絶対!」という主張ではなく、
あなたが依頼する前にM&A仲介会社の報酬と意味の違いを理解し、どの会社に最も共感できるか、選ぶためのヒントをお伝えするのが目的です。

M&A仲介手数料の相場をざっくり解説

村田さん

会社売却は依頼すれば手数料が100万円以上。
成約すれば最も安くてもトータルで500万円以上です。

内訳を見ていきましょう。

無料相談

多くの会社は相談は無料です。
ホームページからの申し込みや知人からの紹介、セミナーや電話営業がきっかけのことが多いようです。

補足
セミナーなどは反響型営業、直接の電話やメールは提案型営業と呼ばれます。

着手金

次に着手金の相場は100万円〜300万円ほど。
無料相談の後、正式に売却先探しを依頼した段階でかかります。

リテーナーフィー

途中経費もかかるので、リテーナーフィー(月額費用)もかかります。
これはM&A会社によって有無も金額も違います。

中間金

中間金としてさらに数十〜百万円。
これは成功報酬額の10〜20%です。

多くは基本合意前に支払います。
売却価格が1億円以上になると成功報酬が500万円くらいなので、50〜100万円がかかります。

村田さん

さてここまでの着手金・リテーナーフィー・中間金は取る会社と取らない会社があります。
共通点は、成約してもしなくても返還されないことです。
正式に依頼する前に、必ず料金とその理由までしっかり確認してください。

さて次で最後です。

成功報酬

村田さん

晴れてマッチングが成約……!
売却先と条件交渉も終わりました。
この時はM&A仲介会社に成功報酬を支払います。

売却価格のうち3〜5%ほど。
多くのケースではリーマン方式です。(レーマン方式とも)
たとえば売却価格の5億円以下の部分は5%、5〜10億円には4%、10億円超は3%という部分ごとの課税率です。

売却価格は総資産?株式価額?
一口に売却価格といっても、移動総資産株式価値どちらを基準にするか違います。

移動総資産は負債も含めた総資産がベース、株式価値は負債を含まない株式譲渡金額がベースです。

もし借金が多いなら、株式譲渡の方が手数料は安いです。

例をあげると、日本M&Aセンターは移動総資産で、M&Aキャピタルパートナーズは株式譲渡金額ベースです。

(参考)
日本M&Aセンター HP https://www.nihon-ma.co.jp/service/fee/

M&Aキャピタルパートナーズ HP https://www.ma-cp.com/fee/

村田さん

各々のサイトの主張を比べると、負債分を控除して企業価値を計算し、成功報酬額を抑えるM&Aキャピタルパートナーズが手数料が安くなります。
借金があるか無いか、それをどのように計算するかで手数料がかなり変わるので、契約前に必ず確認をしてください。
成功報酬額の最低金額
成功報酬の計算方法やパーセンテージはどこも似たり寄ったりですが、最低報酬額に差があります。
500万円から(インテグループなど)もあれば2500万円(M&Aキャピタルパートナーズなど)の会社もあります。

ケース:薬局売却の手数料を計算

村田さん

仮に薬局を3店舗運営しており売却価格が総額9億円ならば成功報酬はこうです。

5億円×5%+4億円×4%=3,900万円

その他、着手金100万円、月額10万円×6ヶ月、中間金が3,900万円×10%=390万円とすれば総額4,450万円です。

村田さん

もちろんその他にも別途外部の専門家を雇ったり、交渉に時間を費やしたり、有利な条件を引き出してインセンティブを払うなどの追加費用が発生することもあります。

正直、高額。会社売却の仲介手数料

村田さん

薬局の例を出しましたが、売却価格の5%程度と考えるといかがでしょうか?
「高い」と思われますか?
……それが当たり前の感覚だと思います。

重要なのは、価値に対しての価格です。
M&Aの料金を見る時の分かりづらさは、どれだけM&A仲介会社が費用をかけて価値を生んでくれているのかがよくわからないのに、言われるまま料金を支払うことになる点です。

村田さん

ここまでが主な手数料の話でした。
報酬と価値の分かりづらさとその問題はのちほどお話しします。

村田さん

先ほど「報酬体系には理念や考え方が反映されています。」と言いましたが、
着手金の有り無しをめぐっても詳しく解説します。
M&A仲介会社に払う会社売却の手数料
  • 会社売却の手数料は着手金、リテーナーフィー、中間金、成功報酬の4つ
  • 着手金、リテーナーフィー、中間金は仲介会社次第で支払いの有無や金額が違う
  • 着手金、リテーナーフィー、中間金は成約しなくても返還されない
  • 成功報酬は最低500万円以上で売却価格の3〜5%程度

会社売却で大切なのは手数料!ではなく…

村田さん

一概に手数料さえわかれば依頼しやすいかといえば、そう簡単な問題ではありません。
なぜなら会社の売却は一生に何度も経験することでは無いし、自分の人生を削って捧げてきた会社の売却は一言で語り尽くせるほど単純なものでは無いからです。
  • 従業員の雇用や待遇は維持されるのか
  • 売却価格はどうなるのか
  • 望む条件を満たしてくれるのか
  • 相手はいつ頃見つかるのか
  • 秘密は漏れないか

村田さん

心配は山ほどあり……
  • M&A仲介会社を使うかどうか
  • どの会社に相談するのか
  • 最終的にどの仲介会社を選ぶのか

村田さん

決断は慎重にしたいはず。

村田さん

なにせあなたの体の一部のような会社を手放すのかもしれないのですから。
そのパートナーを選ぶのですから。

「手数料が一番安い会社に頼みたい!他の条件は見ない!」
と言う経営者は少数のはずです。

村田さん

手数料をケチった結果、従業員の雇用や創業者利得が減っては意味がありませんから……。
むしろ、納得いく成果を出す仲介会社、信頼できるプロに頼みたい方に納得いく料金を支払いたい方が多いはずです。(ついでに明朗会計でリーズナブルならベスト)

報酬とM&A仲介会社の理念に注目

村田さん

手数料の有無金額そのものではなく、
「その仲介会社がなぜそのような報酬体系なのか?」
「どれほどの実績や能力があるのか?」
「担当者の人柄は誠実か?」
その理念とサービスの質にあなたが共感できるかどうかが重要です。

従業員の雇用の維持や創業者利得という関心は当然あるでしょうし、できれは良い条件で売却してくれる仲介会社が良いと思うのは当然の心理です。

村田さん

そこで申し上げたい。
M&Aも仲介会社の選び方によってプロセスも結果も全く変わります。
  • 信頼できるM&Aアドバイザーに出会えたか?
  • 手数料は納得できるものだったか?
  • 良いマッチングができ手続きも満足できたか?

村田さん

この出発点は仲介会社の選び方にあります。

そして良い選び方は、あなたがM&A仲介会社の違いを理解して、納得できているかどうかに左右されます。

村田さん

あなたの考え方に近いM&Aアドバイザーと会うには、料金システムとその理由がヒントになります。
ここからは料金を見るときのポイントと裏事情をお話しします。

これだけは押さえて!着手金アリのメリット・デメリット

村田さん

さてここからは、前金を一切受けない完全成功報酬型のM&A会社と、成功報酬に加えて着手金や中間金などを受ける前受制のM&A会社を比較します。

 

なぜM&Aに着手金や中間金が必要なのか?

村田さん

そもそも、依頼を受けたうち成約につながる相場は10〜40%です。
それなのになぜ数百万円の着手金や中間金を当たり前に払うのかと言えば、長年業界の慣習だったからです。

会社売却、M&Aは一生に何度もするものではなく、売り手は一見さんばかりなので高い、安い感じる暇もなく、疑問を持たずに払ってきたのが現状です。

もちろん、適正な報酬は必要だと思います。
M&A仲介は本当に専門知識が必要で情報収集も営業もハードワークです。

あるM&A仲介大手のホームーページの言葉を借りると、こうあります。

私たちは、あえて最初に着手金を頂くことで、専門家が業務として正規に受託し、コストと時間を惜しまず財務・ビジネスモデル分析、業界調査、企業評価等を実施し、地域やコストの成約なく、最善の相手とのマッチングを可能にすることをお約束します。

村田さん

「これに共感できる。やっぱりお金を払って、きちんと仕事をしてもらうべきだ」と言う方もいるでしょう。

村田さん

しかし一方で、資金や時間などの事情がある方も居ます。

「コストも時間も抑えて、可能な限りスピーディに成約をまとめてほしい」
と言うニーズもあるでしょう。
また、
「このネットの時代に買い手や売り手情報のデータベースくらいあるはずだし、マッチングにそんなに数百万円もかける必要あるの?」
と言う疑問もあるでしょう。

村田さん

全くごもっともです。

村田さん

「お金を払うことで本気度をつたえ、売却希望の経営者も真剣にコミットしてもらう」と言うと聞えは良いですが…
裏を返すと「そもそも仲介会社は先にお金を払わなければ真剣に動かないのか?」と解釈できますが、決してそんなことはないはずです。

村田さん

特に完全成功報酬なら成約しないと収入がありませんので、着手金ゼロでも見込みがある限り懸命に成約にこぎつけるはずでしょう。
この着手金善悪論の議論はあまり意味がない話です。

着手金払いのメリット

村田さん

あえて着手金有りのメリットをあげるとこういう点でしょうか。
  • 本気度を伝える
  • コストの分だけ働いてもらえる
  • M&A仲介会社の資金繰りを助ける

売却希望者に出費させることで本気になってもらい売却の決意を固めてもらう。
つまり、「お金は支払ってしまったのだから、後でやっぱりやめたと言いずらい」状況にする。

村田さん

依頼者であるあなたのメリットは、本気度を伝えられる、それによって仲介会社に真剣に動いてもらえると言う点がありますが、そんなところです。

着手金払いのデメリット

村田さん

デメリットはこうです。

成果が出なくても手数料は返ってこない。

村田さん

ここが最大の問題点だと思います。
M&A仲介会社は見込みが薄い案件でも着手金欲しさに依頼を受けるインセンティブがあります。(そうするとは言っていません)
そして成果が出なくても、分厚い書類を見せられて「いや、これだけ頑張ったんですが」と言われても、裏での本当の仕事量は外からはわかりません。

村田さん

もちろんほとんどのM&Aの業者は真っ当な仕事をしていると信じたいですが、残念ながら良い話だけではありません。
あるM&Aの本では「なるべく客に見せる書類は分厚く、メールは深夜に送れ」と言う会社もあると読んだこともあります。

正直、オーナー経営者からすれば着手金は数百万円と決して安くないし、M&Aを打診することで秘密が漏洩するリスクもあります。

村田さん

いざ契約の際には、必ずあなたの目で相手の人柄を判断してください。

着手金無料で完全成功報酬制の仲介会社のメリット

村田さん

では、着手金無料の完全成功報酬の仲介会社はどうでしょうか。
優良で理想的なM&A仲介会社は「入り口が狭く、出口が広い」です。

村田さん

会社売却の相談を受けて「売却できそうだ」という会社は20%程度です。
真っ当な仲介会社は、この時点で包み隠さず売却が難しいと断ります。

そもそも受けてしまっても過度に期待させることにもなりかねませんし、その後の進捗報告など余計な業務が増えるからです。
売却希望の案件ははそれほど多く出回るわけではなく貴重な情報なので、断るのは勿体無いのが正直ですが…
だからと言って無理に売却話をまとめたところであとでトラブルになるのは確実です。
誰も幸せになれないので仕方ありません。

なので、優良な仲介会社は引き受ける依頼数が少ない、つまり入り口が狭いのです。
(優良というか、ごく当たり前の真っ当な気もしますが。)

村田さん

そして、引き受けた会社はほとんどが売却見込みのあるものですから、成約率が高くなります

村田さん

ここが一番のポイントで、成約率が高いということは、仮に着手金・中間金を受けていなくても成功報酬につながる可能性が高いので、商売として成り立つのです。

村田さん

また、一旦依頼を受けた以上はどれだけ頑張ったふりをしても成約しなければ報酬は発生しないため、余計な事務作業などもせず、純粋にマッチングという価値ある仕事に集中できるのです。

成果が出なくても、着手金やリテーナーフィーが保証されているM&A仲介会社は、仮に成果が出ていなくても、それらしい書類を作って、マメに進捗報告すれば「仕事をしている感」を出して依頼者が納得せざるを得ないと言うこともありました。

しかし、本来は仕事をしていることに対して報酬をもらうべきではなく、仕事の成果に対して報酬を受けるはずです。

村田さん

成果を基準にすれば顧客に対してごまかしが利かないし、仲介会社として自社経営を成り立たせるくらいの収益を得るために、成約という成果は絶対に必要なので必死にマッチングにこぎつけようとするのです。

村田さん

完全成功報酬制は従来の慣習を破り、顧客目線に立っていると思えてきませんか?

完全成功報酬インテグループの例

村田さん

例えばインテグループ
満足のいく成約を高めるために、ひと工夫もふた工夫もあります。
もちろん、完全成功報酬制です。

インテグループ

インテグループ 藤井一郎

(画像)インテグループHP https://www.integroup.jp/

成約率も、案件数も、問い合わせ数も業界では高水準の実績があります。
2007年創業で、10年プレイヤーが揃っています。

スピード成約

村田さん

たとえば納期。
M&Aは人件費がほとんどのビジネスです。
調査会社やその道のプロを一時的に外注するなどのコストはあるにしても、基本的には従業員の人件費の固定費商売です。

従業員は会計士、税理士や弁護士など専門人材が多いので高給なのに、中堅M&Aブティックで年間に10件のM&Aが成立すれば良い方。

ちなみに東証一部上場のM&Aキャピタルパートナーズは上場直後の2013年は成約数21件でした。
(今は年間50件ほど)

いかにM&Aの成約が難しいかお分かりでしょう。

村田さん

「成約件数が少ないのだから一件あたりにかけられる時間やコストは多いのだろう」
は全くの逆で、そもそも多数の依頼を受けて途方もないコストと労力がかかりそれでも多くのミスマッチが生まれてしまいます。
1件の成約につながるまでが非常に大変で、そのあと、成約してからスキームを完了させるまでも大変です。

村田さん

なので、ミスマッチを極力減らして成約につなげたいし、納期は少しでも短くしたいのです。
ミスマッチを減らすには、売却の見込みのありそうな依頼だけを受け、なるべく多くの買い手情報を得るしかありません。

ビット形式の多数アプローチ

村田さん

納期を短くするには、ビット形式(オークション形式)が有効です。
ビット形式のメリットは、同時並行で多くの会社にアプローチできることです。

経営者なら、仕入れを受注する時、複数の会社に相見積もりを取るのは当然だったのではないでしょうか。
しかし、ことM&Aになると「買い手候補との交渉は1社だけの相対でなければ申し訳ない」といった気持ちになるオーナー経営者がいるようです。

村田さん

気持ちはわかりますが、仕入れと同様に相見積もりを取ることに引け目を感じる理由はないのではないでしょうか。

メリットは言うまでもなく、買い手を競わせて本気にさせ有利な条件を引き出せる点です。

村田さん

「ビットだと参加を棄権する買い手候補も増えるのでは?」との心配に対しては、知っておいて欲しい事実があります。

他の買い手候補より多くを支払ってでもあなたの会社が欲しいと言う会社は、事業に真剣ですし、売却会社の従業員も大切にする傾向があります。

ビットが原因で降りてしまう買い手は、「もともと真剣ではなかったのだ」と割り切ることもできます。

村田さん

創業者利得、従業員の雇用維持、事業の継続、スピードなどあらゆる面でメリットが期待できるのがビット形式です。

もちろん、中には相対交渉を優先する事情もあると思いますが、売り手が魅力的ならビット形式はとても有効です。
インテグループは完全成功報酬で買い手情報も多く集められるし金融機関などにも買い手候補の情報を当たるネットワークがあるので、同時並行アプローチが成り立ちます。

村田さん

インテグループは料金とサービスのコンセプトが明確で一貫性がある好例でしょう。

M&A仲介の料金と理念を知ったあとは決断のみ

村田さん

手数料が安いから良いのではありません。
着手金がある、ないから良いのではありません。

村田さん

なぜ手数料が安く、その穴をどうやって埋めようとしているのか。
その戦略は、それは売却したい経営者にどんな価値を提供しようとしているのかが重要です。

村田さん

M&A仲介会社の選び方ポイントは報酬体系と、成果と、商売のバランスです。
結局のところ料金は顧客であるオーナー経営者へのメッセージで、価値の一部です。
理念を実現する手段がサービスであり、料金体系だとも言えます。

村田さん

あとは、その会社のサービスや理念に、経営者のあなたがどれほど共感できるかの相性が重要です

M&A仲介会社の理念やサービスは多様なので、どの会社が良い、悪いは無いと思っています。
(もちろん知識も誠実さも欠いていて高額な手数料だけが目当ての悪徳業者は論外です。)

「着手金が無いのは資金面では楽なので助かるし、成功報酬がモチベーションになって本気でやってくれるだろう。着手金だけ払って、変に業者に安心されても困る。」
「いやいや、着手金を払うことで仲介会社に口も出せるし本気にさせられるので先に払いたい。」

村田さん

どちらを選ぶかは価値観です。

一番重要なのは、手数料も価値やサービスの一部だと考え、あなたの頭で理解した上であなたが決断することです。

村田さん

私はインテグループ
のように、20%の売却見込みの高い中小〜中堅企業からのオファーだけを受けて、80%の見込みの薄い依頼を断り変な期待はさせないのは、顧客に誠実な態度だと思います。

村田さん

もちろん、営利企業として多くの案件を抱えすぎないと言う合理的な考えがあるのでしょう。
その分、成約見込みのある案件に経営資源を集中できるなら良いでは無いですか。

依頼を受けた売却会社の売却価値を最大化させるべく、また素早く売却を決めるべくビット取引を選ぶのも、合理的だと思います。

村田さん

もちろん、着手金を受ける代わりに時間とコストをかけて仕事をしてもらうのが良いなら、それでも良いでしょう。

村田さん

報酬体系とそのメリット・デメリットを理解したあとなら、結局最後は目の前のM&A担当者がアドバイザーが、プロとして信頼できるかが全てです。



中小企業M&A仲介会社の比較一覧

村田さん

それでは最後に、会社ごとの比較一覧を掲載します。
今までの話をふまえて手数料や料金システムに簡単なコメントをつけて紹介します。

インテグループ(再掲)

着手金も中間金も0円、完全成功報酬制で最低500万円はかなり良心的です。
下の一覧と比較してみてください。

売上1億円ほどの会社からでも相談に乗れます。
強みはネットワークと同時並行アプローチにより熱心な買い手に争奪させ、短納期を実現することです。

経験10年以上のベテランが揃っており、東京と大阪にオフィスがあります。
全国対応可能。

ちなみに藤井代表はM&Aの本を2013年に執筆しており、かなり参考になるのでオススメです。

インテグループ 公式サイト

日本M&Aセンター

知名度も実績も抜群。東証一部上場。
2017年は500件以上の成約。

得意の中小企業(年売上1億〜20億円)から零細小規模、中堅まで拡大を目指している。
その潤沢な資金と専門人材で独立型M&Aの中でトップ。

記事中に触れたように、着手金も中間金もかかる。
最低成功報酬額は2,500万円。

日本M&Aセンター 公式サイト

M&Aキャピタルパートナーズ

東証一部上場。
年間50件ほどの成約実績があり、1件あたり報酬額は上場3社の中で他2社の倍程度とダントツに高い。
理由は調剤薬局の案件が多いからだと思われる。

それもあってか成功報酬の最低額は2,500万円と強気。
報酬は着手金0円、中間金アリ。
費用が高額なため、小規模企業の売却には向かないかもしれない。

M&Aキャピタルパートナーズ 公式サイト

ストライク

東証一部上場。
年間50件ほどの成約実績で、取扱い額は日本M&Aセンターと同じ程度でM&Aキャピタルパートナーズよりは低い。
上場3社の独立系の中でもっとも平凡だが、他が良すぎるだけで業績は好調。
着手金は数百万円で、成功報酬は1,000万円から。

ネットに力を入れており、「SMART」と言うオンラインのマッチングサービスもある。

ストライク 公式サイト

山田ビジネスコンサルティング

M&A以外の総合経営コンサルタント事業にも強み。
M&Aでも事業承継コンサルティング、M&Aアドバイザリー、資本企画コンサルティング、経営承継プランニング、クロスボーダーM&A、企業価値評価・デューデリジェンスなど総合的に対応可能。
累計260件と言う豊富な実績は圧巻です。

東京、大阪、名古屋、宮城、福岡、京都、熊本、神戸、浜松、広島、郡山や海外に拠点も。
山田ビジネスコンサルティング 公式サイト

フォーバル

情報通信機器やOA機器の販売が主力事業で、派生して経営コンサルタント事業も。
本業を生かしたITや、調剤薬局のM&Aに強み。

着手50万円から。
親族承継支援、親族外承継支援は別途費用。

フォーバル 公式サイト

株式会社中小企業M&Aサポート

直接仲介のみで成功報酬150万円の小規模から対応。
成約率84%と言う好実績。

着手・中間金でそれぞれ50万円。
東京拠点だが全国対応可能。

株式会社中小企業M&Aサポート 公式サイト

ビズリーチ・サクシード

転職サイトのビズリーチが運営する情報マッチングのプラットフォーム。
ビズリーチ系によくあることだが、M&Aコンサルタントやアドバイザー業務を専任のプロが行うわけではなく、会員登録した売り手と買い手が情報を登録して、お互いが相手を探す流れ。
要するに自力で探すマッチングサービス。
利用は無料だが、個別にメッセージでやりとりして成約が決まれば100万円か、成約価格の!.5%の多い方をビズリーチに支払う。

村田さん

M&Aは経営者や企業が自力で交渉をするのはかなり難しいので、プラットフォームだけを利用してもうまく成約に繋がるかは未知数です。
M&Aに限っては、プロのアドバイザーや仲介会社にリードしてもらうのが無難です。
情報収集だけならビズリーチ・サクシードでも良いとは思いますが…

ビズリーチ・サクシード 公式サイト

信金キャピタル株式会社

信用金庫系のM&A仲介、アドバイザー会社。
信金との取引、融資に繋がるのが前提。

拡大を目指す企業を相手に投資育成業務も行っており、資金調達で支援をするのがもう一つの仕事。
投資育成の選択肢として、資金調達によるM&Aを狙っていると思われる。

信金キャピタル株式会社 公式サイト

株式会社中小企業M&Aサービス

ホームページの情報薄いが、日本M&Aセンターと提携していると記載があり、ロゴが酷似。
アドバイザーやコンサルタントと言うより、M&A情報ブローカーと言う印象。
新たに依頼される方は、わざわざこの会社を通す理由はないと思われる。

京都が拠点。資本金2,000万円と小規模。

株式会社中小企業M&Aサービス 公式サイト

GCA株式会社

東証一部上場で役職員だけで400人以上。
M&A仲介ではなく、買い手か売り手のどちらかにつくアドバイザリーが中心。

グローバルに強いです。
クロスボーダーなども対応しており、どちらかと言えば中堅〜大企業向けかもしれません。

ちなみに元IBMのポール与那嶺氏が会長です。

GCA株式会社 公式サイト


その他、紹介しきれなかった会社です。

  • 株式会社グッドライフパートナーズ
  • オンデック
  • 株式会社つながりバンク
  • 安富行政書士法務事務所(横浜)
  • エクステンド
  • まごころM&Aパートナーズ株式会社(福岡)
  • 株式会社ライブリッツ・アンド・カンパニー
  • レッドフォース・グループ
  • 株式会社ロシェル
  • M&A 名古屋 パートナーズ LLC(名古屋)
  • 株式会社ビズ・ミディエーションスモールM&A.com
  • M&Aマーケット株式会社
  • 株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A
  • 株式会社M&Aの窓口
  • 株式会社滋賀県スモールm&a
  • ビザイン
  • 株式会社Bricks&UK m&aバンク
  • テンポスフィナンシャルトラスト
  • 大阪介護M&Aセンターフレンズ
  • アテック薬局M&A・譲渡・売買

村田さん

全社にコメントと言うわけには行かず簡単な比較でしたがいかがでしたでしょうか。
あえてランキング形式にはしませんでした…。

村田さん

なんども繰り返しますが、報酬体系はM&A会社からのメッセージです。
そして、その意味を理解し、理念に共感し、その会社の担当者を信頼できそうだと思って初めて依頼すべきです。
会社の売却で失敗はして欲しくない。
私の願いです。
この記事で紹介したインテグループに無料相談を申し込む。
インテグループ

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