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- 社会人や学生が情報収集をすべき理由
- ビジネスの情報収集には新聞が良い理由
- 数あるメディアの中で日経新聞がオススメの理由
アキ
「日経マニア」村田の日経新聞の切り抜き
目次
社会人・学生はなぜ情報収集をする必要があるのか?
アキ
ビジネスでは情報が命
アナリスト村田
例えばマーケティング担当者。
「取引先は何に困っているのか?」「消費者の流行りは何なのか?」を知らずして、マーケティング活動はできません。
セブンイレブンは長年コンビニの王者ですが、セブンプレミアムやセブンカフェ、決済サービスやATMなど、いつも新しい気がするのは偶然ではなく、時代の流れを捉えているからです。
日用品メーカーや美容ブランドは優秀なマーケティング部隊を抱えていますが、常に消費者やライバル企業に先を越されないよう、新しいトレンドの芽探しに余念がありません。
次に生産・購買担当者。
材料費や運送が滞りなく行われるかどうか、天候や地政学的なリスクを常に注視して、いざという時は対応できるような策を模索しておく必要があります。
このように、日々の業務でそもそも情報収集は必要だということは多くの人の共通認識だと思います。
長期的な経営戦略でも情報収集は要る
アナリスト村田
情報収集が会社を助けることも、死なせることもあります。
私はアナリストとして多くの企業の浮き沈みを見てきましたが、
優秀な社員、素晴らしい技術があっても、時代の流れを読み誤ったために経営危機に陥った例を何度も見てきました。
消費者のニーズの変化やライバルの動向を知り、正しく分析すれば、防ぐことができたかもしれないと考えると本当に惜しい。
このように、日々の仕事だけでなく、長期的な戦略作りにも情報収集が必須だと言えます。
今は学生・若手だとしても、今後いつか責任を持つポジションになる時が来ると思います。
いざなってから情報収集の勉強をするのは大変です。
若いうちから習慣をつけておいて、早すぎることはありません。
アナリスト村田
キャリアでも情報が命
アナリスト村田
今、「AI」「人生100年」「フリーランス」とか様々なキーワードを聞くと思います。
これらは働き方に大きな変化をもたらす可能性があります。
そこで印象で判断せず、中身をしっかり理解しておくことで、あなたのキャリアの可能性を、より現実的に、戦略的によくすることができます。
例えば昔は銀行員といえば就職先として人気で高待遇が当たり前でしたが、バブル崩壊の痛手から立ち直れないまま革新的な戦略を打つことができず、現在は人員削減の流れで就職人気ランキングでも下落傾向です。
最近はプログラミング教育と良く聞きますが、日本国内では大手IT企業など一部の企業をのぞいて、プログラマーは長時間労働や派遣が当たり前で、決して業界全体で高待遇とは言えません。
それどころか、より人件費が低い地方やベトナムなどの人材を活用するのが当たり前の「経営戦略」です。
正直、国内で待遇が良くグローバル展開しているのは戦後ずっと製造業です。
自動車、電機、半導体製造装置、素材などはやはり強い。
これからITエンジニアのキャリアを考える方は、GAFAなど革新的なサービスを生み出す大手ITサービス業と、人件費ビジネスを行う違いを理解して、
「AI」「データ活用」「セキュリティ」など、どのような道を歩むのかを自分の頭で考える必要があります。
アナリスト村田
現実を見据えながら望むキャリアを送るためには、
事実を知るための情報収集が欠かせません。
- 世の中の動向の収集は業務で欠かせない
- 長期的な企業戦略には経済の流れの理解が必須
- 長いキャリアの選択にも正しい情報収集が必要
なぜ情報収集の手段として新聞がオススメなのか?
今はほとんど、ネットで完結してしまう環境です。
「それでもなぜ新聞がオススメなのか?」を聞きます。
アキ
ビジネスで絶対に外せない情報収集の「型」とは
アナリスト村田
社会人なら、業界や職種によって必要な知識はさまざまです。
しかし、共通して知るべき絶対に外せないテーマは自ずと絞られてきます。
例をあげましょう。
どんなビジネスでも、客数が減っている市場ではその流れに逆らえません。
物価が上がっている中では、コスト管理や価格の見直しが必要です。
経済の流れにいち企業が抗うことは不可能です。
金融政策は、中央銀行が金利や貨幣供給量をコントロールすることで金融を引き締めたり景気を刺激することです。
金融政策は銀行から融資を受ける時の利息だけでなく、物価や不動産価格、株式市場、外国為替レートにも影響するため、見逃せません。
これはあくまでも一例ですが、国家・地方政策、主要産業、グローバル経済などの動向はどんな業種でも切っても切れない関係にあります。
市場調査部やマーケッター、商社社員、管理職や経営層だけが知っておけば良いとは思いません。
大企業も終身雇用を見直していたり、若手の中にも雇われない生き方を模索する人は多いでしょう。
ということは、自分で世の中の情報を仕入れて、判断する眼を持つ必要があるのです。
アナリスト村田
ですが、興味があるかどうかに関係なく、ビジネスをする上で絶対に欠かせないのが世の中の流れです。
今後の長いキャリアを考えるなら「情報収集の型」を身につけるのは早ければ早いほど良いです。
若手のうちから少しでも習慣づけておくと、後で本当に役立ちます。
学生・社会人なら情報収集の基本は新聞
アナリスト村田
このような情報を網羅的に効率よく収集するには、新聞がベストだと言えます。
新聞は世の中の大人たちの関心に合わせて重要なことを発信しています。
新聞が読めるということは、大人のビジネスパーソンとして基本的な知識を身につけているということを意味します。
特に日経新聞は、企業・官公庁の管理職クラスや経営者や投資家が好んで読むものであるため、
日経新聞が一通り読めるということは、ビジネスや経済の面で、主要なテーマを網羅しているということを意味します。
もちろん新聞メディアにも社是があって、その価値観が全て正しいというわけではないし、伝え方にもテイストがあるのが確かです。
しかし新聞は事実をわかりやすく正確に伝えるという点にかけては、信じられないくらいの手間とコストをかけています。
事実の情報収集としては新聞が優れているのは確かなので、新聞が伝えている事実は事実として受け取り、社説・コラムなどの「意見」は受け手が判断すれば良いと思います。
ネットニュースだけでは不十分?な理由
アナリスト村田
特にネットニュースは事件や芸能ニュースの比率が多く、ビジネスで十分な情報収集は難しいのが現実です。
もともと経済や政治、企業情報の見方などの情報収集の型があればネットは手軽で速報性もあり武器になりますが、
型がなければ地図がない状態で自動車に乗るようなもので、ビジネスでの有意義な情報収集は難しいのではないかと思います。
例えばネット上の膨大な情報の中でどのニュースに注目すべきか、それは信頼に足る情報なのか、必要な情報が複数サイトにあればいちいち移動するのか、など多くの課題があります。
新聞を読むことが偉いとか、偉くないとかいう話ではなく、新聞を活用すれば知見が広がるのは確かで、ビジネスでもキャリアでも役に立つのに、それを読まないのは損をしているかもしれないということがお伝えしたいことです。
正直購読料も大きいので必ず日経新聞を購読すべきだとは思いませんが、
少なくとも日経電子版の無料会員登録や、その他全国紙や地方紙のデジタル版で無料記事を読むだけでもかなり知見が広がると思います。
- 新聞は品質が高く情報収集の「型」が身につく
- 新聞は経済・政治・社会など主要テーマを外さない
- ネットニュースは情報の取捨選択や信頼性に課題
なぜ数あるメディアの中で日経新聞を読むべきなのか?
社会人や学生は情報収集を続けることが仕事やキャリアに役に立ち、情報収集の手段では新聞が優れているということを聞いてきました。
ここからは、「ではなぜ数ある新聞・メディアの中で、ビジネスパーソンは日経新聞を読むべきなのか」掘り下げて聞いていきます。
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日経新聞はビジネスに必要な情報がメイン
アナリスト村田
紙面は「総合」「政治」「経済」「金融経済」「国際」「アジア」「デジタル」「企業」「投資情報」「マーケット」「社会」「経済教室」「スポーツ」「文化」と分かれていて、それぞれ非常に高いクオリティの記事があります。
他の全国紙では政治、経済、社会面と分量のバランスが取られているため経済に主眼が置かれておらず、ビジネスの情報収集としてはやや物足りないのも事実です。
一方、日経新聞は経済・企業・金融・投資などビジネスに役立つ情報が最も網羅されているため、ビジネスパーソンなら日経新聞が最適です。
全国紙・地方紙は読むべき?
アナリスト村田
日経新聞が経済のテーマが中心なので経済偏重になってしまうデメリットがあります。
どんな情報収集でもそうなのですが、事実に対して賛成意見と反対意見を聞くのは大切なことであり、できれば他の全国紙も目を通したいところです。
例えば日経新聞はグローバル経済、自由経済を歓迎しています。
TPP、EPA、RCEPなどの国際協定には賛同の立場です。
大手グローバル企業が主要な読者であるので当然だとも言えますが。
また、経済学に詳しい方は「比較優位」という言葉があって、自由貿易は全体としての利益を高めるとご存知かもしれません。
ただし、人間は経済合理性だけで動くわけではありません。
一方で、他のメディアの中には、「自由貿易によって国内産業が圧迫される」とか、「外国の制度が輸入されることで国内の秩序が乱れる」という論調もあります。
また、米国で保護主義に走るトランプ政権が一部で支持されているのを見てもわかるように、グローバル経済は普遍的な原理ではなく、実は一つの価値観にすぎないのかもしれません。
事実と意見は違います。
どの全国紙でも主要な事実は外さず報道しますが、その意見は違うため、読み比べるのも面白いですし、多様な考えに繋がります。
アキ
アナリスト村田
日経新聞は全国紙で、「地方面」はたった1ページです。
この紙面スペースで伝えられる情報量は限界があるからです。
東証一部上場企業や中国市場の動向を知っていても、地元の中心部の再開発や観光イベントを知らないというのは不安だという方も多いでしょう。
地方紙は地元情報が充実しているのは当然ですが、
全国紙に比べて情報が1日早いというのが良い点です。
結局、ビジネスパーソンは日経新聞、全国紙もう一部、地方紙の三部を読んだ方が良いのですが、そうすると新聞代だけで月に1万円以上かかりますし時間を取るのも大変です。
そこで、デジタル版やアプリで、見出しや無料で読める記事だけでもチェックしておくのが現実的だと思います。
私は日経新聞を紙面で購読しながら、スマホでは無料で「日経電子版アプリ」「朝日新聞アプリ」「スマートニュースペーパー」を使っていて、自宅ではPCで全国紙のデジタル版をチェックしています。
もし業界関係の方がこれを読んでいれば、「日経・全国紙・地方紙の三部まとめ割セット」を作っていただくよう心からお願いしたい。
- 経済・ビジネスに関する記事が最も充実
- 経済偏重を避けるには別の全国紙・地方紙も有効
アキ
まとめ
情報収集の目的や、メリット、そして日経新聞がオススメの理由がよくわかりました。
アキ
村田さんはアナリストで企業を分析するのが仕事なので、新聞愛が入ってはいますが……
私は何も知らない状態から日経新聞を読んで見て、自分の無知さに驚きました。
新聞でわからない用語が出てきたら調べて、というのを一年くらい続けたあと、驚くほど世の中への基礎知識がついたと感じて、嬉しかったことを覚えています。
もちろん、仕事で役に立ったことも数知れず。
今でも仕事をしたり、株式投資にも興味を持ち始めると、新聞のありがたみがよくわかります。
SNSやネットニュースも便利な時代ですが、長年かけて蓄積されてきた新聞社や大手メディアの情報収集能力や編集能力はやっぱり信頼できるし、読みやすく工夫されていると、つねづね感じます。
アキ
- ビジネスでもキャリアでも情報収集は必須
- 新聞を読むことで情報収集の型が身につく
- 日経新聞は経済・ビジネス系記事が最多なのでビジネスに最適
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アキ
とても便利なので、ぜひお試ししては。
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